ビスポークと呼ばれるテーラーの世界は、「2つの最高級」で構成されます。
時代を超越した沢山の美しい「最高級の生地、付属」とともに、それらを活かし服にする素晴らしい「最高級の技術」の存在です。
生地は機能性と耐久性に富み、機能美を形成する天然素材のウール。
裏で支える付属類を適切に使用し、カッティングと縫製で形作ります。
飽きがこない、時代を超越したタイムレスなフルオーダースーツ。
高級紳士服の生産拠点として認知されている大阪で、
今回「レディーススーツ」という形でご提示させて頂きます。
他店で作られるレディーススーツでは表現できない、女性の体型に則したメリハリの効いたシルエットが特徴です。
オーダーメイドで全て1点オリジナルです。
全体的に綺麗で、丸みがあり、力がある。
末永く役立つ、本格派、「永続的バリュースーツ」を自信を持っておすすめいたします。
皆様それぞれの道(Road)に寄り添い、
着る人をグレードアップさせ、実用性が高く、当番回数が多い一着になることをお約束します。
「高級オーダーのスーツって、それは特別な日のためのものですか?」と聞かれることがあります。
「普段着で実用性の高いものです。」
「スポーツに例えるとスタメンっていうやつです。」
「何十年と長期に渡って着れるものです。」
と答えると、不思議そうな顔をされます。
ハンドメイドのフルオーダースーツと同じ価格帯のものにウェディングドレスが該当しますが、確かにそれは「特別な日のための服」で疑う余地がありません。ウェディングドレスよりも実用性が高く、長期に渡りグレードアップしつづけてくれるスーツって、もっと堂々と陽の目を浴びていいものではないでしょうか。
ウェディングドレスのような華やかさはないが、着る人を誠実に守る番犬のような役割を果たすスーツ。
通常男性に対して作られるビスポークスーツを女性に向けて提案し、「新しい概念」を飛ばしています。
女性は男性に比べ服装の自由度が高く、色、柄、形の選択肢が多いのが一般的です。
その広い選択肢の中から、着る人がご自身でも気付かなかったような可能性を掴み取り、「テーラードという服の上に出すこと」で、その人自身を前進させることができる「魔法のような道具」になります。
「ビスポーク仕立て」という高度な技術で、理想を現実に変えてみせます。
テーラードスーツは違いを理解していただくのが大変難しいアイテムです。
通常の服の作り方とは大きく異なり、その技術の違いが新しい世界観のご提案に欠かせません。
普通の服作りでは見られない、本格的な作りの積み重ねで「タイムレス」なスーツを作ります。
「Roadではこういうことをしています」という特徴7つを纏めました。
①本毛芯仕様。メンズのビスポークスーツと同じ作りをしています。
②肩周りへのこだわり、前肩とは?
③穿き心地とシルエットの良さを重視したパンツ。
➃シルエットの曲線美を追求。
⑤年数が経ってもKeepされる「力」のある衿とラペル。
⑥着る人を選ばずグレードアップさせる設計。
⑦普遍性を目指すデザインバランス。
ブログを逐次更新しています。
作業途中で思うことを纏めたものです。膨大な工程をこなして出来上がったものは至極あっさりシンプル。
沢山の情報が詰まった結晶、ビスポーク仕立てのテーラード。あまり専門用語を用いずに分かり易く書いています。是非ご一読ください。
タイトル・・・
「メンズ仕立てレディーススーツ」です。
フルオーダースーツとも言う。
お客様との対話を通して作るスーツ。
一人ひとりの体型、好みに応じて型紙を作成し、
手縫いを多用したスーツ。
オーダーメイドは和製英語で、海外では通じず、ビスポークと呼ばれる。
これらのことはネットにも書いてありますが、
ビスポークには
「工場で出来ないことに対応する」
というニュアンスが大前提にあります。
「オーダーメイドスーツ」と謳うところが沢山あり、売価もピンキリで違いが分からず、混乱されておられる方も多いと思います。
◆パターンオーダー
(既製服に袖丈、ウエスト周りなど若干の変更が可能・・工場生産)
◆イージーオーダー
(既製服に体型補正をしたもの。撫で肩、怒り肩、反身、屈身などを加えたもの。・・工場生産)
◆ビスポーク・フルオーダー
(仮縫いで緻密な補正をかけ、手縫いで永続性を目指すもの・・少人数の職人による生産)
という分かれ方をしています。
ビスポークのニュアンスからは体型に則した、きめ細かな対応を施したパターン(型紙)の設計技術、細部まで拘り抜いたディティール、そして何よりも着る人の個性を活かすことが大切になります。そうでないと、わざわざ服をオーダーしていただく意味がありません。
そこでなぜ長年男性に向けて作られていたビスポークスーツを女性に向けて提案するのか・・
パターンオーダー、イージーオーダーではなくビスポークなのか・・
3つ理由があります。
①テーラードというアイテムで、男性用のビスポークスーツに引けを取らない「完成度の高いもの」がレディースに少なく感じます。
(特に肩~胸~ウエストにかけての美しさの追求において)
テーラー業界は昔から男性中心で、レディースを作る知識が不足している方が多数です。これは何もおかしな事ではなく、服飾業界は分業制なので、アパレルでレディースに関わっていた人がメンズ、特にテーラーの知識がないのと同じです。
男性より女性の方が当然バストとウエストの差「ドロップ」が大きく、その部分を技術的に難しい、苦手とされるテーラーの方が多いのは事実です。
ビスポークならその部分を埋めるものが作れる・・女性に提案する意義になります。
②生地はいいものを使っていても簡易な仕立てで、高額な値段の割には長く着用できないものが市場には多く出回っています。その一方で、ビスポークスーツを仕立てる仕事をしている人達は、そのアイテムを長く着用していただくことを念頭に技術を駆使します。
テーラードジャケット一着の縫製に70~80時間をかける世界。
年数が経っても美しくあることを求められる世界。
シンプルなものは情報が沢山詰まっている。
普通のレディーススーツにはない、ビスポークにしかない技術を活かせたら「格調高い美」を提示でき・・女性に提案する意義になります。
③何よりも「歴史ある技術」を駆使し、「奥ゆかしい美しさ」を表現した紳士服地、それを裏で支える付属類、その素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただきたいとの想いがあります。
男性用のアイテムの材料としてカテゴライズされていることが、非常に勿体ない。着る人の用途、個性に合わせた生地の選択、ベストバランスを探る設計、長期の使用を考えた縫製。
その材料となる紳士服地や付属類を、ビスポークの技術を使い「レディース」という形で活かせたら・・女性に新しい世界観、未来提示ができます。
背広(テーラード)というアイテムに於いては、微妙なラインを見分ける力が必要で、一般的なレディースほど分かり易くありません。
でも、深く分からなくても「綺麗」って思ってもらえて、感性の共有ができたらこれ以上の幸せはありません。
これはメンズデザイナー志望だった10代の頃から感じていた想いでした。
メンズジャケットのような美しさとは?
そのアイテムを単体で見て、知的で美しく、
そのアイテムを着た人に「力」を与え、
見る人に「信頼感」を与えるものだと捉えています。
更に付け加えて言えることは、
様々なメンズテーラーさんでレディースのオーダースーツを作っておられ、その現場で実物を見てきましたが、テーラードスーツが本来持つパンチが失われ、「メンズをアレンジしたレディース感」をぬぐうことが出来ませんでした。
大きくはシルエット、
小さくは部分的なフォルム、
本来のテーラードが持つ本質である「力」を失くしているように思えてなりませんでした。
Roadのビスポークスーツは、
「メンズテーラーでレディースを作っているところはあるが、カッコよくない」という不満があり、
「男性が背広を着てカッコよく見える、あの高級感、あの感覚をレディースで表現したい」という想いで生み出したものです。
生地は高品質の紳士服地を使用。
紳士服地でしか出せない、控え目な美しさがあり、Roadの商品の製作技法に合うという観点からおすすめします。
長いファッションの歴史の中で、稀にみる普遍性を持ち、広汎に通用するテーラードスーツの魅力に取りつかれた・・・
ファッション業界では、かなり異色の経歴を持つ自分だからこそ出来る事を突き詰め、市場での価値を問う決意をいたしました。
洋服の王様、テーラードスーツの「力」で、
着る人を勝たせます。
長期に渡って携わってきたメンズではなく、敢えてレディースで・・・
なぜレディースでなのか・・・
詳しくはプロフィールに書いています。
洋服業界一筋ですが、少し変わった経歴をしています。
その経歴を活かし、新しい未来提示ができればとの想いからRoadを始めました。
仮縫いなしタイプ
仮縫い2~3回付タイプ
2種類ご用意しています。
お客様の目的に合った生地をお選びいただけます。
<出張型オーダーサロン>
ご自宅、レンタルスペースなどご指定の場所にお伺いしてご相談を承っています。
<アフターサービス>
修理を必要とされましたらご遠慮なくお申し出ください。製作者が責任をもって対応させていただきます。
<ご試着可能です>
時の試練に耐えられる「永続的バリュースーツ」
サンプルご試着可能です。
(サイズ38,40)
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